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魔力があり、自律人形が闊歩する、 ネネア=イアエルと呼ばれる世界。
大陸が一つあり、現在ほぼ全土をリワール帝国が統治、支配している。
過去の二度に渡る世界的災害によって、
長距離渡航技術をはじめとした過去の記録・技術が失われてしまっており、
海の向こうに何があるか確かめる事も、
それどころか災害以前どのような暮らしをしていたのかすら、確かな資料が無い。
また、過去の災害の二次災害と見られる
・人は光の差さない所では消えてしまう
・魔力の暴走による災害が比較的頻繁に起こる(カオスプラズマと呼ばれる)
などの現象から、人類は「教導院」と呼ばれる組織の定めたルールに則った生活を余儀無くされている。
前述の光のない所では人が消えてしまうという現象の為、 灯りを絶やすことができない。
その灯りの管理や、減少した労働力の補填など、様々な用途で人形・自律人形が常用されている。

■世界大崩壊、大収縮・黒い渦、静暦・亡暦

この世界は過去に、
一度目の崩壊「大収縮」と
二度目の崩壊「黒い渦」の、
二つの世界規模の災害に見舞われている。
これらはまとめて世界大崩壊と呼ばれる。

・大収縮
大陸南部直径100kmが、 超巨大台風(台風という規模ですらないが、便宜上こう表現する)
に飲み込まれ、 消し飛んだ災害の名称。
世界的にも小規模の竜巻が観測され、
虫に食われたかのように大地に穴が空いた。
これに見舞われた大陸南部は大きなクレーターとなり、
現在では海がその穴を満たしている。
同地点には教導院の総本山とその教典があったとされる。
海にはかつて築き上げた文明の残骸が浮かび、まともに航海する事が出来なくなった。
この残骸に汚染された海は現在「亡海」と呼ばれている。
現在使用されている紀年「静暦」は大収縮の観測を以って元年とされ、
紀元前は亡暦とされる。

・黒い渦
静暦109年に起こった災害。
大陸北部で観測された黒い竜巻。
その非現実的な光景は、 大収縮の再来と言われたが、
それによる直接の被害はほとんどなかった。
しかし、この日を境に「光の差さない所で人が消える」現象と、
カオスプラズマが世界各地で見られるようになる。

■世界復興、人形大行進と帝国の旗揚げ

大収縮の発生後、 世界復興の陣頭に立ったのは自律人形の集団だった。
どこからともなく現れた人形達は、
世界中を巡って建造物の修復と被災者の救助を行っていった。
人々はこの出来事を差して人形大行進(Doll'sParade)と呼び、
この世界の人々が人形を親しみ、また敬うキッカケともなった。
その後、静暦の他、 世界大崩壊以降この世界にもたらされたルールに則った律法などを教導院が各国に提案。
世界で比較的被害の少なかった北方の国「ウラス」を中心に各国合意の下、
教導院の律法を取り入れた連合国として再出発する。
ウラスを含めた連合はリワール帝国と改め、 現在の政治体系となった。

■封印宮

世界に起こっている異変の原因を突き止める為、
また、カオスプラズマの観測と抑制のために、
教導院は各地に封印宮と呼ばれる魔導研究施設を建てる。
それと同時に魔力とそれに関連する研究者達を「魔女」と呼び、
教導院との契約を義務付けた。
黒い渦の観測以降、人間が用いる魔力の、
自然界に与える影響がそれ以前と比べて高くなっているという研究結果から、
魔力に使用制限を課す為である。
そうして教導院との契約を交わした魔女達は「約定の」の字と共に一定の権限と社会的地位が約束され、また社会貢献を義務付けられた。
一方、契約を交わさない魔女達は「破戒の魔女」と呼ばれ、 厳しく取り締まられる事となった。
魔女には階位とは別に数字ではない 区別された字を与えられる。

■生活

教導院の誓約を承認し、定住する事で帝国の市民権が与えられる。
市民権には同じ帝国市民との婚姻の権利や、
福祉を受ける権利が含まれる。
定住するのに家が無い場合は国が管理する空き家を与えられる。
定住は必須条件であるため、 例えば旅のクグリ士などは市民権を得ることができない。
市民となった者は帝国、教導院、ギルドによってその生活を支えられる。

 
 
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